Thunder CFWに含まれるファイアウォール機能は、 高度なネットワーク攻撃やWebアプリケーション攻撃、DDoS攻撃を阻止し、 サイト間のIPsec VPNで通信の機密性を確保します。 ファイアウォールとアプリケーション配信を1つのアプライアンスに統合することで、設備と運用に掛かるコストを削減しながら、 重要なサーバーやデータを常に保護することを可能にします。
クラウドサービスや、5G/IoTの普及により、インターネットトラフィックは急増しています。従来型のセキュリティ機器では処理性能が不足しているため、アプリケーションパフォーマンスの低下を招きます。
サービスインフラにかかるコストを削減する最も簡単な方法は、単一のパワフルなプラットフォーム上に複数のネットワーク/セキュリティソリューションを集約することです。導入するアプライアンスの数を減らし、 電力、スペース、インタフェース数、冷却コストなどをを削減することができます。
サービス事業者は、常に迅速なサービス提供やトラフィックの増減に応じた適切な容量確保が求められます。
これを実現するために自動化は必須であり、そのためには管理対象機器に完全なプログラマビリティが必要です。
Thunder CFWは、A10ネットワークスが従来より提供していたアプリケーション配信/サーバ負荷分散機能にファイアーウォール機能、WAF 機能、DDoS防御機能などを標準で搭載した集約型ファイアウォール製品です。従来の高いコストパフォーマンスと可用性に加え、セキュアな環境をThunder CFW 1台で実現できます。
Thunder CFWのファイアウォール機能で、脅威からネットワークを保護します。
A10の集約型ファイアウォールは、ファイアウォール機能だけではなく、必要に応じてアプリケーション配信/負荷分散機能なども同時に利用することができます。
機能ごとのデバイスが不要になり、ハードウェアの導入と運用コストを削減することができます。
これらの機能はすべて標準搭載されており、機能ごとのライセンス購入は不要です。
Thunderシリーズは、あらゆる機能を外部からコントロールできるRESTful APIを搭載しています。
OpenStackなどのオーケストレーターや、Ansible、Terraformなどの自動化ツールと連携することでインスタンスのデプロイや設定の自動化が可能となり、効率的な運用環境を構築することができます。
帯域ライセンスを共有して利用できるFlexPoolを併用することにより、スケールアップ/ダウンをすべて自動化することも可能です。
Thunder シリーズを複数のパーティ―ションに分割し、異なるサービス毎に稼働させることが可能です。
それぞれのテナントを別の利用者に割り当てるマルチテナントを構成できるため、サービス事業者は、これまで利用者毎に用意していた機器を1台に集約することができるようになります。