「"いつでも"、"どこからでも"」あなたの大学はそんな学生のニーズに応えられますか?
高等教育機関はデジタル化が進み、今や学生が望んでいるのは、講義、研究室、サービス、およびその他のリソースに24時間365日、そしてキャンパス内および世界中からアクセスできる環境です。最先端の教育機関に必要なのは、安全なネットワークによる幅広く上質な経験を提供することです。
今にふさわしい最新の高等教育のために
COVID-19の世界的な大流行は、世界中の教育システムを大混乱させ、学生の学び方や学習リソースへのアクセス方法を最新のものに進化・変化させるきっかけとなりました。このことは、キャンパスネットワークを世界中に広がる分散型ネットワークへ移行させることを意味していました。
従来の学校インフラは失格
IPコネクティビティ
学生や教員、来客によるデバイスがキャンパス内に大量にあふれ、IPv4アドレスの枯渇が切迫したリスクに
アプリケーションの可用性
リモート学習やデジタルライフのための高品質なネットワーク接続環境を学生に
急速に高まるサイバー脅威
防御が不十分な大学は、DDoS攻撃やランサムウェアの格好の標的に
大学の専門性の拡大
高等教育のデジタルトランスフォーメーション(DX)により、キャンパス内だけでなく世界中の学生の学習機会が広まります。DXのためには、より多くの接続とトラフィック量への対応、セキュアなネットワーク接続とコンプライアンス、場所や方法を問わないネットワーク接続性の確保等が必要ですが、それらはネットワークの最新化によって実現可能となります。そしてそれは、教育機関としての大学と学生が共に成功するための基盤となります。
最大限のキャパシティを確保
- リモートアクセスの増加に対応するため、大学のネットワークの要件が再定義された
- 接続数とトラフィックの増加に伴うIPアドレスプールの拡張
- ビジネスの継続性を確保し成長をサポートするには、費用対効果の高いIPv6移行が不可欠
データ、アプリケーション、そして学生を守る
- DDoS攻撃とランサムウェアの増加に伴い、セキュリティ投資を高優先度に
- TLS/SSL 暗号化とTLS/SSLインスペクションは、学生のプライバシーとコンプライアンスを確保する
- 自動化、人工知能、機械学習、脅威インテリジェンスで、拡大する攻撃対象領域に対応
支出を抑え、より多くを提供
- 技術コストの上昇に伴い、大学は授業料を手頃な価格に保つために支出を最適化することが必要に
- 調達時だけでなく運用コストを抑えるためには、シンプルで統合されていて、管理のしやすいものを選ぶことが重要
- 適切なテクノロジーロードマップの提供は、大学の予算計画に役立つ
最新のデジタル機関を実現する
- 今日の学生は、学ぶ場所としてキャンパス内だけでなく、オンデマンド学習、およびリモート学習などの多様で柔軟な環境を求めている
- 学内入学者が減少するにつれて、リモートおよび海外の学習プログラムは大学にとって新たな収益機会に
- 医療施設から研究、エンターテイメント、銀行、小売まで、あらゆる種類のサービスをオンラインで提供することで、大学はより競争力を得ることができる
福岡大学
■ 課題
- キャンパスネットワークが5年周期の更改タイミングに
- 利便性が高く、セキュアで高品質なネットワーク環境の構築
- DNSを含めた各種サーバーの負荷分散が可能な仕組みを検討
■ 導入効果
- オンプレミスおよびクラウド環境での負荷分散および冗長化の仕組みを実装
- 稼働後2年間で、トラブルなく安定した運用を実現
- 安定稼働のおかげで保守の負担が軽減、利用者にとって質の高いネットワーク環境を構築
A10のソリューション:A10 Thunder CFWによるサーバーの負荷分散
ネットワークが不調になるようなこともなく安定稼働を続けているため、運用に負担が全くかかっていません。利用者に質の高いネットワークを安定して提供できています。
情報基盤センター 研究開発室
准教授 藤村 丞氏
キャンパス内かオンデマンドかに関わらず、学生、教員、職員のニーズに応える
ネットワーク接続性は、もはや学生の日常生活にとって欠かすことのできないものとなり、大学が競争優位となるための基本要件となっています。 このために大学のIT部門は、キャンパスネットワークを世界中に広がる分散型ネットワークへ移行させる必要があります。
高等教育機関向けのクリティカルなコアネットワークソリューション:
琉球大学
■ 課題
- SINETへの接続回線を20Gbpsへ拡張、トラフィック増加に耐えうる環境整備
- 分散配置している複数のUTMを増強すると膨大なコストが発生
- 急増するSaaSトラフィックのオフロードに対応できるソリューションが必要に
■ 導入効果
- 想定していた半額程度のコストで環境整備
- Microsoft 365をはじめとしたSaaSトラフィックのオフロードの実現
- SSL/TLS可視化やファイアウォール機能などにより更なるセキュリティ強化が可能に
A10のソリューション:Thunder CFWによるSaaSトラフィックのオフロード
学部ごとにポリシーが異なる総合大学では、個別に管理できる 仮想化の機能は必須です。 必要な機能を備えつつ、コストパフォーマンスも高いA10 Thunder CFWが要件にマッチしました。
情報基盤統括センター 大川 康治氏