革新的なアプリケーションネットワーキングとセキュリティソリューションを提供するA10ネットワークス株式会社(本社:東京都港区、日本法人代表 兼 社長 米国本社バイスプレジデント 日本 アジア太平洋地域 代表:川口 亨)は、群馬県高崎市(以下、高崎市)が、Google Workspaceを活用した庁内DXと働き方改革を推進するため、統合型ADC+ファイアウォール製品「A10 Thunder® CFW」を採用したことを発表します。

高崎市は、職員が利用する約3,800台の端末、グループウェアおよび庁内ネットワークの刷新に合わせ、従来のαモデルからα'モデルへ移行しました。LGWAN接続系ネットワークにA10 Thunder CFWを配置し、Google Workspaceへのローカルブレイクアウトを実現したことで、Gmail、Google Meet、Google Chat、Googleドライブなどを安全かつ快適に利用できる業務環境を整備しています。

この記事の要点

  • 約3,800台のLGWAN接続系端末からGoogle Workspaceへのローカルブレイクアウトを実現
  • SSL/TLS可視化機能でGoogle Workspaceの個人アカウント利用を制御し、セキュリティを確保
  • クラウドサービスのドメイン変更に自動追従し、ネットワーク管理者の運用負担を軽減
  • Gmail、Google Meet、Google Chat、Googleドライブなどの活用により、庁内コミュニケーションと情報アクセスを効率化
  • 本稼働から約半年にわたり、致命的な停止や特別な管理作業のない安定運用を実現
高崎市、A10 ロゴ

■ 導入背景:端末・グループウェア・ネットワークの刷新を契機に、α'モデルへ移行

高崎市では、市民サービスの利便性向上や庁内業務の効率化に向けてDXを推進しています。その一方で、職員が利用する端末やオンプレミス型グループウェア、庁内ネットワークが更新時期を迎え、より柔軟で働きやすい業務環境への刷新が求められていました。

そこで高崎市は、端末の刷新とともに、グループウェアをGoogle Workspaceへ移行する方針を決定しました。職員が日常的に利用するLGWAN接続系端末からGoogle Workspaceへ直接アクセスできる環境を整備するため、ローカルブレイクアウトを活用したα'モデルへの移行を進めました。

■ 選定理由:約3,800台の通信を安定的に処理し、セキュリティと運用性を両立

高崎市では、次の要件を満たすネットワーク基盤を求めていました。

  • 約3,800台の端末からGoogle Workspaceへアクセスしても安定した通信を維持できる性能
  • Google Workspaceの組織アカウントと個人アカウントを識別し、個人アカウントからのアクセスを制御できる機能
  • クラウドサービス側で頻繁に発生するドメイン変更への自動追従
  • 日常的な設定変更や管理作業を抑えられる運用性
  • 自治体のα'モデルおよびローカルブレイクアウト環境における導入実績

これらの要件を満たすソリューションとして、A10 Thunder CFWが採用されました。特に、多くの自治体におけるローカルブレイクアウト基盤としての導入実績が、高崎市にとって採用時の安心感につながりました。

■ 導入概要:LGWAN接続系ネットワークからGoogle Workspaceへ直接接続

高崎市は、LGWAN接続系ネットワークにA10 Thunder CFWを配置し、許可されたGoogle Workspaceの通信をインターネットへ直接振り分けるローカルブレイクアウト環境を構築しました。

A10 Thunder CFWのSSL/TLS可視化機能を活用することで、Google Workspaceへの通信を識別し、職員が利用する組織アカウントと個人アカウントを制御しています。また、クラウドサービスのドメイン変更に自動追従する機能により、運用担当者が通信先情報を手作業で更新する負担も軽減しています。

現在、高崎市ではGmailをはじめ、Google Meet、Google Chat、Googleドライブなど、Google Workspaceの各種機能を活用しています。Googleが提供する生成AIのGeminiやAIリサーチツールのGemini Notebookなども利用可能です。また、Googleカレンダーの機能を拡張するrakumoや、クラウド上でライセンス認証が必要なサービスについても、ローカルブレイクアウトを利用しています。

高崎市の導入イメージ図

■ 導入効果:安定したクラウド利用環境により、働き方改革と業務効率化が進展

A10 Thunder CFWの導入により、ネットワーク管理者の負担を増やすことなくGoogle Workspaceを安定的に利用できる環境が整い、コミュニケーションの効率化や情報アクセスの改善につながっています。

  • 本稼働から約半年にわたり、致命的な停止のない安定したネットワーク運用を実現
  • クラウドサービスのドメイン変更に自動追従し、特別な管理作業を削減
  • 日常的に利用するLGWAN接続系端末から、GmailやGoogle Chatなどを直接利用可能に
  • 電話中心だった職員間のコミュニケーションをチャットへ移行し、情報共有を効率化
  • Gmailへの移行により、従来のメール容量不足を解消
  • Googleドライブの活用により、ファイル保存領域の拡大と検索性の向上を実現
  • GeminiやGemini Notebookを活用した、情報検索やマニュアルのナレッジ化を推進

高崎市 総務部 情報管理課 情報セキュリティ担当 主任主事 松田 和也氏は、次のように述べています。
「導入から半年ほど経過していますが、致命的な停止は一度もありません。管理面でも特段の作業は不要で、負担のない安定したネットワーク環境が整備できました」

また、高崎市 総務部 デジタル推進課 主任主事 矢端 仁氏は、次のように述べています。
「コミュニケーション手段が電話中心からチャットへと切り替えが進み、効率化が進展しています。ローカルブレイクアウトが円滑に機能しているからこそ実現できた環境です」

■ 今後の展望:DX推進に向けた人材の育成と、セキュアな環境整備を推進

高崎市は今後、現場でGoogle Workspaceをより効果的に活用できる人材の育成を進め、全庁的なDX推進をさらに加速する方針です。クラウドサービスへの接続先を増やすだけでなく、クラウドを活用して業務や住民サービスをどのように変革していくかを検討しながら、利活用を深化させていきます。

また、クラウド上で取り扱う情報の範囲や、生成AIへ入力する情報の管理など、セキュリティに関するルールについても継続的に検討します。生成AIの利用状況の可視化や秘匿情報の送信防止を支援するA10 AI Firewallなど、新たなセキュリティソリューションについても関心を寄せています。

■ A10 Thunder CFWについて

A10 Thunder CFWは、企業や自治体のクラウドサービスの活用促進に必要となるさまざまなネットワーク・セキュリティ機能を統合したセキュリティプラットフォームです。通信制御機能により、クラウドサービスのドメイン名を基に、通信を柔軟かつ正確に振り分け、クラウド利用により増加するネットワークの逼迫にも対応します。また、A10 Thunder CFWは自治体のネットワーク環境における通信を集約し、クラウドサービスの通信を直接インターネットに振り分けるとともに、インターネット回線の負荷分散も担い、レスポンス低下やアクセス遅延を防ぎます。さらに、クラウドサービスのドメインの自動更新にも対応しているほか、日本語による分かり易いGUIにより運用の負荷軽減にも寄与します。

■ A10 Networksについて

A10 Networks(NYSE: ATEN)は、オンプレミス、ハイブリッドクラウド、エッジ環境における、ビジネスクリティカルなシステムを保護、最適化、拡張する、セキュアなアプリケーションおよびネットワークソリューションを提供しています。
A10のポートフォリオは、世界中の大企業、サービスプロバイダー、クラウドプラットフォームが、パフォーマンス、信頼性、サイバー脅威からの保護を実現しながら、AIおよび次世代アプリケーションの需要に対応できるよう支援します。
A10 Networksは2004年に設立されました。米国カリフォルニア州サンノゼに本社を置き、世界で7,000社以上のお客様にサービスを提供しています。

A10ネットワークス株式会社はA10 Networksの日本子会社であり、お客様の意見や要望を積極的に取り入れ、革新的なアプリケーションネットワーキングソリューションをご提供することを使命としています。

詳しくはホームページをご覧ください。

  • ※A10 ロゴ、A10 NetworksおよびA10 Thunderは米国およびその他各国におけるA10 Networks, Inc. の商標または登録商標です。
  • ※その他上記の全ての商品およびサービスの名称はそれら各社の商標です。
お問い合わせ
  • A10ネットワークス株式会社
  • ビジネス開発本部 マーケティング部
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