※本ブログは米国時間2024年6月6日に公開されたA10本社ブログの日本語訳です。原文はこちらからご覧ください。
ADCベンダを取り巻く状況は、2大ADCベンダの買収やポートフォリオの優先順位の変更により、大きく変化しています。そのため、ミッションクリティカルなアプリケーションのインフラをこれらのベンダに依存していた顧客は、不安を感じていることでしょう。デジタルファーストのビジネスにおけるアプリケーションは収益向上や良好なカスタマエクスペリエンスの提供に不可欠なものだからです。
Cloud Software Group (旧 Citrix) が最近発表した製品ビジョンと戦略によると、NetScaler ADCの顧客へのコミットメントは減らし、VDIの顧客をより重視する方針が示されています。彼らの新しいライセンス条件は柔軟性がなく、購入時に顧客が選択できるオプションが少なくなっています。現在NetScaler ADCを使用して非VDIアプリケーションのセキュリティと負荷分散を行っている顧客にとっては、総所有コスト(TCO)の増加につながります。
その結果、現在Citrix VDIを使用していない顧客にとっては、技術的な要否とは関係なく追加ライセンス料の負担を強いられるか、他のADCベンダを探すか、という厳しい選択を突きつけられています。
アプリケーションインフラを将来にわたって維持・更新していくためには、ADCの技術革新に尽力し、顧客のパートナーとして顧客のビジネスとテクノロジの目標をサポートし、不利なライセンス体系を強要しない信頼できるベンダを選ぶことが必要です。
アプリケーション配信と負荷分散におけるA10のアドバンテージ
A10は、Thunder ADCにより、NetScalerに代わる安定したコミットメントを提供します。A10は、収益性の確保と無借金経営を維持しており、人材と研究開発に継続的な投資を行い、法人のお客様のビジネス変革をサポートしています。A10は、お客様のビジネスとテクノロジのニーズに応える体制が整っています。
優れたサポート
調査対象となったお客様の80%近くが、A10のサポートを競合他社よりも優れていると評価してくださっています。Thunder ADCは、パフォーマンスや総所有コスト(TCO)だけでなく、問題発生時のサポートでも高い評価をいただいています。
柔軟なライセンスモデル
柔軟な従量課金制のライセンスモデルを求めるお客様のために、A10はFlexPoolライセンスを提供しています。FlexPoolにより、お客様はアプリケーション、オンプレミスデータセンタ、ハイブリッドクラウド、およびマルチクラウドの展開にわたってADCの帯域ライセンスを割り当て、再配分できます。FlexPoolは、過剰な割り当てや不要な容量への投資を防ぐのに役立ちます。一方でこのような柔軟性を提供していないベンダからソリューションを購入したお客様は、結果的に必要以上に多くの料金を支払うことになってしまいます。
容易な管理
A10では、ハイブリッド環境やマルチクラウド環境に導入されたADCアプライアンスを一元管理することができます。一貫したポリシーを設定し、アプリケーションデリバリインフラ全体を可視化できます。ハードウェア、仮想版、ベアメタル、コンテナベースなど複数のフォームファクタを備え、複数のクラウドプラットフォームに対応するA10 Thunder ADCは、アプリケーション配信のインフラを簡素化するために必要なパフォーマンス、TCO、ライセンスの柔軟性を提供します。
NetScalerの代替品を探している様々なユーザが、魅力的な選択肢を提供するA10のADCソリューションを選んでくださっている、というお話を伺っています。A10は、業界をリードするパフォーマンス、セキュリティ、ワールドクラスのカスタマサポートを備えたThunder ADCへの投資に引き続き注力しています。ビジネス目標を達成するために、今こそアプリケーションインフラの評価とアップデートを実施しましょう。