4月13日(月)からオンライン上で開催されている「Interop Tokyo 2020」の「Best of Show Award」にて、A10ネットワークスのA10 vThunder TPS最新バージョンがセキュリティ部門の準グランプリを、A10 Thunder CFW「DNS over HTTPS(DoH)ソリューション」がネットワークインフラ部門の審査員特別賞を受賞しました。

Interop Tokyo 2020 Best of Show Award:  https://interop.jp/award/

Best of Show Awardは、国内最大級のインターネットテクノロジーの展示会Interop Tokyoにおいて、出展企業各社がエントリーした新製品を、IT業界の有識者からなる審査会が表彰するものであり、A10のアプリケーションゲートウェイA10 Thunder シリーズは5年連続で受賞しています。

セキュリティ部門 準グランプリ 受賞:A10 vThunder TPS最新バージョン

A10は、DDoS対策専用アプライアンスであるA10 Thunder TPS の仮想アプライアンス版「A10 vThunder TPS」の防御スループット性能を、単体で最大100Gbps、8台のクラスタ構成で最大800Gbpsまで拡張した最新バージョンを2020年6月に展開予定です。

この新しいA10 vThunder TPSにより、サービス事業者はDDoS攻撃の規模に応じて段階的に拡張可能な、エラスティックなDDoS防御基盤を構築できます。

参考リリース: A10、1台あたり100Gbps対応の仮想DDoS防御ソリューションにより5G・クラウドインフラを保護

セキュリティ部門 準グランプリの受賞理由として審査員より「複数の環境に対応した仮想アプライアンスにより高い汎用性を実現。さらにサブスクリプションライセンスにより、帯域の動的な設定、サーバー間での移動など、柔軟にリソースが割り当てられる仕様を、突発的な通信量の増加が生じるDDoS攻撃への対策として高く評価する」というコメントをいただいています。

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ネットワークインフラ部門 審査員特別賞 受賞:A10 Thunder CFW「DNS over HTTPS(DoH)ソリューション」

セキュリティプラットフォームA10 Thunder CFWに搭載された「DNS over HTTPS(DoH)機能」は、従来平文で通信されるDNSへの問い合わせ(DNSクエリ)を暗号化するサービス事業者向けの機能であり、2020年4月より提供開始しています。

DoH機能がDNSサーバーに代わって、エンドツーエンドでDNSクエリを暗号化することにより、パフォーマンスや応答速度を損なうことなく、中間者攻撃を防ぎ、加入者のプライバシーを確保できます。加えて既存のDNS基盤を変更することなく、セキュアに接続性を確保し、プロトコル変換を自動処理するため、セキュリティを拡張しつつ運用効率も改善できます。

参考リリース: A10ネットワークス、DNS over HTTPS(DoH)機能によりサービス事業者のDNSトラフィックを保護

ネットワークインフラ部門 審査員特別賞の受賞理由として審査員より「普及が始まったばかりのプロトコルに対し、いち早く対応手段を用意するアイデアと、それを無償で提供する姿勢を評価する」というコメントをいただいています。

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A10は今後も、サービス事業者や企業のマルチクラウド移行や5G対応を支援すべく、安全で可用性が確保されたアプリケーションを利用するためのソリューションを日本市場で展開してまいります。