※本ブログは、米国時間8月15日に公開されたA10本社ブログの抄訳を基にしています。
昨今のハイブリッド環境では、クラウド間で一貫したアプリケーションエクスペリエンスをセキュアに、かつ確実に提供することが不可欠となっています。専用ハードウェアやコンテナなど、様々なフォームファクターで提供が可能なThunder® ADC(アプリケーション配信コントローラー)は、ハイブリッドクラウドインフラストラクチャ内のアプリケーションに必要なセキュリティ、パフォーマンス、高可用性を提供します。
このたび、Microsoft AzureおよびAWSのMarketplaces上でA10が提供していたThunder ADCを、最新バージョンである6.0.1に更新いたしました。最新バージョンでは、機能のより一層の強化・改善がなされています。
A10 Thunder ADCは、最新のA10 Azure Resource Manager(ARM)とAWS CloudFormationテンプレートを使用して、AzureとAWSのパブリッククラウドに容易にデプロイ可能です。また、A10 Thunder Terraform Provider(TTP)は、Thunderデバイスのオブジェクトをプロビジョニングおよび設定するためのプラグインで、Infrastructure as Code(IaC)によるデプロイと管理を可能にします。また、Ansibleプレイブックも使用可能です。
新しいThunder Observability Agentは、Thunderインスタンスのメトリクスとログを収集、処理、公開します。これらのメトリクスは、Thunderインスタンスがデプロイされている同じプラットフォームへの公開や、AWS CloudWatch、Azure Application Insights、VMware vRealize Operations、VMware vRealize Log Insightプラットフォームにプッシュすることも可能です。
お客様は、A10がもつ安全なアプリケーション配信に関しての専門知識と、クラウドの拡張性・柔軟性を組み合わせることで、高い可用性、パフォーマンス、セキュリティを備えたアプリケーションとしてデプロイすることができます。
■ A10 Thunder ADCをデプロイする