A10ネットワークスは、進化したハードウェアアプライアンス製品として、従来製品の1/1000の超低遅延・低ジッタでTCPトラフィックを負荷分散する「A10 Thunder Ultra Low Latency(A10 Thunder 3745-FPM)」を日本市場で提供開始します。

A10 Thunder Ultra Low Latency(A10 Thunder 3745-FPM) 画像
A10 Thunder Ultra Low Latency (A10 Thunder 3745-FPM) 画像

■提供背景

オンライン金融取引、オンライン決済、広告のリアルタイム入札、IoTデバイスのリアルタイム監視、オンラインゲーム、ライブストリーミングのほか、遠隔医療やロボットの高精度遠隔制御IoTなど、昨今はリアルタイム処理が求められるサービスが増加しており、アプリやサーバだけでなくネットワーク機器にも低遅延・低ジッタ(揺らぎ)が求められています。

A10はこうしたニーズに応えるため、超低遅延を実現したロードバランサ「A10 Thunder Ultra Low Latency(A10 Thunder 3745-FPM)」を開発しました。専用アーキテクチャにより、従来のロードバランサ機器の遅延時間と比べ1/1000となる超低遅延を実現しており、多くのアプリやサービスでベースとなるTCPセッションを低遅延かつ安定して処理します。

■A10 Thunder Ultra Low Latencyの特徴

従来のA10 Thunder 3745は金融・証券・オンライン決済におけるTCP上のFIX(Financial-Information-eXchange)プロトコルのみに対応していましたが、新たな「A10 Thunder Ultra Low Latency(A10 Thunder 3745-FPM)」は、FPM(Flow-Processing Module)が大幅に進化したことで、TCPを低遅延で処理することが可能になりました。これにより、TCPベースの多様なサービスで活用いただけるようになります。

TCPに対応 格段に広がる適用領域イメージ

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