マルチクラウドとは?
マルチクラウドとは、複数のクラウドサービス(パブリッククラウド、プライベートクラウド)を利用することを指します。
マルチクラウドとは、同じエンタープライズ・アーキテクチャ内で複数のクラウドサービスを利用することを指します。マルチクラウド環境には、さまざまなベンダーのインフラ(IaaS)、プラットフォーム(PaaS)、ソフトウェア(SaaS)サービスをいくつでも含めることができます。
IT戦略にマルチクラウドアプローチを採用することには、いくつかの利点があります。ディザスタリカバリのサポートや単一ベンダーへの依存を減らすことで事業継続性を有し、マルチクラウドロードバランシングを使用してリソース間でトラフィックをインテリジェントに分散させ効率とパフォーマンスを最適化することなどができるのです。
開発者とビジネス部門は、展開するサービスや地域に合わせて最適なインフラを柔軟に選択でき、IT部門はコスト、パフォーマンス、規制要件などの要件に合わせてデータストレージを調整できます。
マルチクラウドとハイブリッドクラウドの違いを理解することは有用です。ハイブリッドクラウドとは、レガシーなオンプレミス、プライベートクラウド、パブリッククラウド環境など、アーキテクチャ内で複数のデプロイモードを組み合わせて使用することを指し、マルチクラウドとは、複数ベンダーの複数パブリッククラウド環境を、場合によってはプライベートクラウドリソースを追加して、使用することを指します。
A10でマルチクラウド環境構築をサポート
マルチクラウドアーキテクチャの柔軟性と多様性は、ビジネスとITに大きな利益をもたらしますが、マルチクラウドの管理、セキュリティ、ガバナンスに関する課題も生じます。A10は、マルチクラウドのリソースとベンダーを一元的に管理するPolynimbusセキュア・アプリケーション・サービスにより、マルチクラウドの展開をよりシンプルで安全、かつ管理しやすいものにします。Polynimbusアプリケーションサービスは、A10のアプリケーション配信・負荷分散ソリューションA10 Thunder® ADCやA10の統合型ADC+ファイアウォール Thunder® CFWを含むソリューションを通じて提供されます。