Thunder® ADC (Application Delivery Controller)

アプリケーション配信/負荷分散

ハイパフォーマンスなアプリケーション配信/ロードバランサーにより、アプリケーションサービスのレスポンスと可用性を向上させ、セキュリティの確保を実現します。

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Thunder ADCの主な利点

アプリケーションの可用性を改善

複数のクラウドやデータセンターによるマルチクラウド環境を使用して、高速で信頼性の高いアプリケーション配信を実現します。ネットワークの遅延とダウンライムを最小化し、利用者のエクスペリエンスを向上させます。

セキュリティの強化

SSL/TLSオフロードやシングルサインオン、DDoS防御、WAF機能などにより、アプリケーションのセキュリティを強化します。

アプリケーション毎の可視化

A10のHarmony Controllerと連携することにより、アプリケーション毎に提供状況を確認できる可視化機能を利用できます。オンプレミス、パブリッククラウドも含めたマルチクラウド環境でサービスの管理・制御も可能です。

Thunder ADCの主な機能

ロードバランシング機能

  • レイヤ4/7のフルプロキシによるロードバランシング機能を提供します。スクリプトによるトラフィック制御やカスタマイズ可能なサーバーヘルスチェックも使用できます
  • 最新の暗号方式をサポートしたSSL/TLS高速化機能により、安全で高速なアプリケーションサービス提供を可能にします
  • 標準でサポートしているグローバルサーバーロードバランシング(GSLB)により、ユーザーに最も近い場所からコンテンツを配信しながら、災害対策も実現します
  • ロードバランシングとWAFなどのセキュリティ機能をオールインワンライセンスで提供します

フレキシブルな構成

  • 1つのアプライアンスを1,000以上のパーティションで論理的に分割してサービスを提供できるマルチテナントソリューションを実現しています
  • ハードウェアアプライアンスや、仮想アプライアンス、ベアメタル、コンテナ、パブリッククラウド上のインスタンスなど、ニーズにあった、あらゆる構成に対応できます
  • 帯域ライセンスをプールして、複数のインスタンスで共有できる、FlexPoolサブスクリプションライセンスを使用すれば、必要な分だけの帯域を自由に割り当て、再配分できるようになり、容量設計の自由度が上がります

アプリケーションの高速化

  • 負荷の高いSSL/TLS暗号処理を専用のハードウェアで処理することにより、パフォーマンスを大幅に向上させます
  • コンテンツキャッシュ、圧縮、TCP最適化機能を組み合わせて、コンテンツを効率的に転送します

セキュリティ機能

  • ICSA認定のWAFやDDoS防御機能を追加ライセンスなしで、標準サポートしています
  • シングルサインオン(SSO)などのアプリケーションアクセス認証をサポートしています
  • DNSを攻撃から保護するDNSファイアウォール機能を標準機能としてサポートしています
  • 悪意のあるトラフィックをブロックするための脅威インテリジェンスサービスを提供しています。(オプションのサブスクリプション)

アナリティクス・管理

  • A10のHarmony™ Controllerを使用することで、ユーザーエクスペリエンスを向上させるための様々な分析を行うことができます。アクセス状況や、サーバーの状態を可視化することで、障害対応のスピードを向上させ、サービスの品質を向上できます
  • RESTベースのAPI(aXAPI®)をサポートしており、あらゆる機能を外部から制御できます。Ansibleなどを使用した自動化にも利用しやすく、様々なSDN/NFVプラットフォームと連携させることができます

ネットワークトラフィック管理・アナリティクス

ユーザーエクスペリエンスやアクセス状況、サーバーの状態を可視化します。アプリケーションサービスがデプロイされている場所に関わらず、単一の画面からサービスを一元管理できます。

アプリケーションの一元管理

オプション

関連する追加サービス、製品、ソリューション

Harmony Controller

運用をシンプルにして、アジリティを高めます。アプリケーションサービスのポリシーを一元管理し、 APIを利用することでオーケストレーターと連携し、操作を自動化できます。アナリティクス機能により、アプリケーション毎の詳細な分析が可能です。

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Nutanix上の AHV基盤で仮想マシンを負荷分散<br>汎用CPUでも効率的なSSLオフロードを実現するA10 vThunder ADC
ケーススタディ

Nutanix上の AHV基盤で仮想マシンを負荷分散
汎用CPUでも効率的なSSLオフロードを実現する
A10 vThunder ADC

課題
複雑化した3Tierのサーバー環境から脱却したが、ネットワーク側でも仮想化ニーズが浮上。AHVに対応するロードバランサーが必要に

ソリューション
仮想環境で統合されたシンプルな基盤の構築 により、複雑化した物理環境を一掃 。仮想版でも機能制限がないため物理環境から スムーズな移行を実現。汎用CPUにおいても高速なSSLオフロードを提供

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