A10ネットワークス株式会社(本社:東京都港区、日本法人代表 兼 社長 米国本社ヴァイスプレジデント兼務:川口 亨、以下A10)は、ひまわりネットワーク株式会社(本社:愛知県豊田市、代表取締役社長:小野 哲彦、以下 ひまわりネットワーク)が、GIGAスクール構想対応のネットワーク構築のためにA10のアプリケーションサービスゲートウェイ「A10 Thunderシリーズ」を導入したことを発表します。
■導入背景
ひまわりネットワークは、愛知県の豊田市・みよし市・長久手市を事業エリアとして、ケーブルテレビ事業を中核に、インターネットや電話サービスを展開しています。同社は、市内の小中学校および教育委員会に対して、個人情報のやり取りやインターネット接続のための専用ネットワークを提供してきましたが、文部科学省主導で推進されているGIGAスクール構想への対応に迫られました。
既存の専用ネットワークにてGIGAスクール構想に必要な帯域を確保すると、運用コストが増大してしまうため、同社はインターネット回線を介した新たなネットワーク環境を構築することを決定しました。新たな環境で必要となったのが、各学校のIPアドレスの体系を変更せずに、約4万台のデバイスのプライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換するための「CGN(キャリアグレード NAT)」基盤です。
同社は、授業を妨げることのない安定感のあるCGN基盤を構築できるソリューションとして、放送・通信事業者における豊富な導入実績と性能の高さを決め手に、A10 Thunderシリーズの採用を決定しました。
■導入効果
A10 Thunderシリーズは、大規模なIPアドレス変換を担うCGNをはじめ、サービス事業者や企業が可用性とセキュリティを確保するための多様なネットワーク・セキュリティ機能を提供します。ハードウェアの性能を最大限に引き出す独自OSにより、大規模な同時接続に対する高速処理を実現し、放送・通信事業者において豊富な採用実績を有します。
現在同社は、市内の104校の小中学校および2施設に対して新たなネットワーク環境を構築し、約4万台のデバイスのIPアドレス変換をA10 ThunderシリーズのCGN基盤で行っています。ネットワークがボトルネックにならない、快適な教育環境のための安定したネットワークの実現にA10 Thunderシリーズが寄与しています。
今後同社は、DDoS対策機能などA10 Thunderシリーズの他のセキュリティ機能も活用することで、企業および自治体向けのサービスのセキュリティ強化も推進していく予定です。
●導入事例の詳細
https://www.a10networks.co.jp/case/files/A10_CS_HimawariNetwork_Feb_2022.pdf
A10 Networks / A10ネットワークス株式会社について
A10 Networks(NYSE: ATEN)は、サービス事業者やクラウド事業者および企業で利用される5Gネットワークやマルチクラウドアプリケーションのセキュリティを確保します。高度な分析や機械学習、インテリジェントな自動化機能により、ミッションクリティカルなアプリケーションを保護し、信頼性と可用性を担保します。A10 Networksは2004年に設立されました。米国カリフォルニア州サンノゼに本拠地を置き、世界117か国のお客様にサービスを提供しています。
A10ネットワークス株式会社はA10 Networksの日本子会社であり、お客様の意見や要望を積極的に取り入れ、革新的なアプリケーションネットワーキングソリューションをご提供することを使命としています。
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- ※A10 ロゴ、A10 NetworksおよびA10 Thunderは米国およびその他各国におけるA10 Networks, Inc. の商標または登録商標です。
- ※その他上記の全ての商品およびサービスの名称はそれら各社の商標です。
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