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Boxの全社利用によるネットワーク負荷対策にCTCがA10のクラウドプロキシを導入

高いコストパフォーマンスで1万人超が利用するBox向けトラフィックの負荷を軽減し、
社内/IoTネットワークのトラフィック最適化も実現

セキュアアプリケーションサービスを提供するA10ネットワークス株式会社(本社:東京都港区、日本法人代表 兼 社長 米国本社ヴァイスプレジデント兼務:川口 亨、以下A10)は、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:菊地 哲、以下CTC)がオンラインストレージBox利用時のネットワーク負荷軽減のために、A10のアプリケーションサービスゲートウェイThunder®シリーズによるクラウドプロキシソリューションを導入したことを発表します。

導入理由

CTCは、先進的なITベンダーとのリレーションによる確かな技術力と充実したサポート体制で、総合的なITサービスを提供するシステムインテグレータです。同社は、最先端の技術を自ら検証し、実践的なビジネスの目線で技術の目利きを行うことで、ユーザー企業に最適なソリューションを展開しています。その一環で全社的なクラウド移行も進めており、コンテンツ管理およびコラボレーションを目的にBoxを全社導入しました。

CTCグループ全従業員1万人超でのBoxの活用は、チーム内外にわたるセキュリティやコラボレーション、効率性を向上させる一方、従来のファイルサーバーによる運用と比べて、インターネットを経由したBox向けトラフィックのセッション数が1.5倍に増大するなど、既存プロキシのリソースを逼迫させる恐れがありました。CTCは、トラフィックの増大に対応するために、既存プロキシの増設や、特定のトラフィックを分離してネットワーク負荷対策を行う"クラウドプロキシ"の導入を検討していました。コストメリットとクラウドプロキシとしての大規模な導入実績があることが決め手となり、A10のThunder シリーズ 2台によるクラウドプロキシソリューションの導入を決定しました。

導入効果

  • プロキシ増設と比較し低コストでBoxの快適利用を実現
  • 社内ネットワークやIoTネットワークの負荷分散にも活用

Thunderシリーズによるクラウドプロキシサービスは、2017年より本稼働を開始しています。他社製品の半分のコストで約40,000の常時セッションのトラフィックを振り分けながらも性能面で十分な余裕を持ち、Boxの快適利用を実現しています。CTCは、さらにThunderの性能を有効活用するため、社内ネットワークの負荷分散や、自社の「働き方変革」推進のために運用している入退室管理システムで稼働している100カ所以上のアクセスポイントで構成されたIoTネットワークのトラフィック最適化もThunderで行い、ネットワーク基盤全体の大幅なコスト削減を実現しています。

ネットワーク図

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A10 Networks / A10ネットワークス株式会社について

A10 Networks(NYSE: ATEN)はセキュアアプリケーションサービスにおけるリーディングカンパニーとして、高性能なアプリケーションネットワーキングソリューション群を提供しています。お客様のデータセンターにおいて、アプリケーションとネットワークを高速化し可用性と安全性を確保しています。A10 Networksは2004年に設立されました。米国カリフォルニア州サンノゼに本拠地を置き、世界各国の拠点からお客様をサポートしています。

A10ネットワークス株式会社はA10 Networksの日本子会社であり、お客様の意見や要望を積極的に取り入れ、革新的なアプリケーションネットワーキングソリューションをご提供することを使命としています。

詳しくはホームページをご覧ください。

URL:https://www.a10networks.co.jp/

Facebook:http://www.facebook.com/A10networksjapan

A10 Networks, A10 ロゴ, A10 Thunder, Thunder, ACOS, A10 Harmonyは米国およびその他各国におけるA10 Networks, Inc. の商標または登録商標です。その他上記の全ての商品およびサービスの名称はそれら各社の商標です。

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