Skip to main content
用語集

ヘルスチェックとは?

ヘルスチェックとは、サーバやソフトウェア、システムなどが正常に稼働しているかどうかをその外部から監視・確認することです。アプリケーション配信コントローラー(ADC)や負荷分散装置(ロードバランサー)の重要な機能です。

ロードバランシングの重要な要素であるヘルスチェック

ヘルスチェックとは、アプリケーション配信コントローラー(ADC)負荷分散装置(ロードバランサー)の重要な機能で、有効な応答ができるサーバーにのみトラフィックがルーティングされることを保証するものです。ヘルスチェックを行うために、アプリケーション配信コントローラー(ADC)は、サーバークラスタ内のメンバーにポーリングを行い、アプリケーションが利用可能かどうかをテストします。サーバーが所定の数のプローブに正常に応答した場合、そのサーバーは正常とみなされ、新しいリクエストを受信することができます。サーバーが正常に応答しない場合、そのサーバーは問題があると見なされ、クラスターから削除され、IT 部門による調査対象としてフラグが立てられます。

ロードバランシング(負荷分散)機能は、クラスターの残りのメンバー間でトラフィックを再分配し、高可用性と最適なサービスを確保します。IT部門が、問題があるとみなされたサーバーの根本的な問題に対処し、サーバーが正常な状態に戻ると、そのサーバーはクラスター内に復元され、ロードバランサーが適宜トラフィックを再分配しながら、再びアプリケーションの配信を開始できるようになります。

負荷分散のヘルスチェックは、全機能を備えたアプリケーションデリバリーコントローラー(ADC)で利用可能で、GoogleAmazonMicrosoftOracleなどのクラウドプロバイダーにからも提供されています。サーバーの継続的な健全性を測定するために使用される指標には、各サーバーの総送受信バイト数の時系列、各サーバーのトラフィックレート(Mbps単位)の時系列、エラートラフィックの割合、正常なSSL接続数、サービス別のアプリケーションサーバー平均遅延、クライアント側のレイテンシ、特定のSQLデータベースクエリの応答時間などが含まれることがあります。

A10のソリューション

A10のアプリケーション配信・負荷分散ソリューションA10 Thunder® ADCは、サーバーの稼働状態を継続的に監視することにより、ダウンタイムをほとんど発生させずに高可用性と迅速なフェイルオーバーを実現します。このソリューションのヘルスチェック機能は、サーバー負荷分散およびグローバルサーバー負荷分散機能の豊富なセットの一部です。

< 用語集インデックスページに戻る

資料でわかる!A10のサーバー負荷分散

Web事業者様のサービスインフラにセキュリティ、高速性、可用性をもたらすA10のソリューションをご提案します。

資料ダウンロード Web事業者様のサービスインフラにセキュリティ、高速性、可用性をもたらすA10のソリューションをご提案します。