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用語集

アプリケーションの可用性とは

アプリケーションの可用性は、ヘルスチェックとロードバランシングに左右される

アプリケーションの可用性とは、アプリケーションが正しく機能し、個人またはビジネスの要件を満たすために使用可能であるかどうかを示すものです。

アプリケーションの可用性は、そのアプリケーション特有の重要業績評価指標(KPI)に基づいて決定されます。たとえば、アプリケーションの全体、またはある時間内でのアップタイムとダウンタイム、完了したトランザクション数、応答性、信頼性、その他の関連指標などです。また、タイムアウト、リソースの欠落、DNSルックアップエラーなどのエラーに整合性があることや、実際に発生した、あるいは発生すると見なすことができるアプリケーション障害も考慮されます。

ユーザーが満足できるサービスを提供し、ビジネスを確実にサポートするために、組織は通常、高い可用性を維持することを目標とします。高可用性のシステムは、長期間にわたって極めて低いエラー率で継続的な運用を維持することができるもので す。(例えば、定義が難しいですが)99.999% という高い可用性を実現するためには、システムをゼロから設計し、データ処理、ストレージ、ネットワークへの効果的なバックアップやフェイルオーバーを確保する必要があります。

サーバー負荷分散(ロードバランシング)は、サーバー障害への迅速な対応を可能にし、高可用性を確保するために重要な役割を果たします。ロードバランサは、サーバーのクラスター(サーバ群)のフロントエンドとして配置され、クライアントからのリクエストをクラスター内のあるサーバーに届けるよう経路を設定し、そのレスポンスをクライアントに返信します。。高い可用性で最適なサービスのために、ロードバランサはクラスター内の各サーバーのヘルスチェックを継続的に行い、綿密に調査することでクライアントからのリクエストに最適な対応が可能かどうかを判断するようになっています。

サーバーが利用できなくなったり、パフォーマンス指標が許容レベルを下回ったりすると、ロードバランサはそのサーバーに障害が発生しているとし、そのサーバーへのリクエスト送信を停止してクラスター内の残りのサーバー間にトラフィックを再分配します。ロードバランサ自体が高可用性を有することも、アプリケーションの可用性をさらに高めるために必要です。

グローバルサーバーロードバランサ(GSLB)は、サーバーロードバランサと似たような機能をより大規模に実行します。GSLBは、複数のデータセンターやクラウド(プライベートクラウドパブリッククラウド)にまたがるロードバランシング、サイトフェイルオーバー、Webトラフィック管理などを提供します。GSLBにより、各データセンターの健全性、可用性、負荷、(ISPのDNSサーバーアドレスに基づく)クライアントの地理的位置、および帯域使用率などの要素を考慮したアプリケーションの可用性を確保することが可能になります。

A10ネットワークスによるアプリケーション可用性のサポート方法

A10のアプリケーション配信コントローラー A10 Thunder® Application Delivery Controller (ADC)は、ロードバランシング、グローバルサーバーロードバランサ、継続的なサーバーヘルスモニタリングにより、高可用性と迅速なフェイルオーバーを保証します。

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