2014年3月26日（カリフォルニア州サンノゼ発）アプリケーションネットワーキング分野におけるテクノロジリーダーであるA10 Networks™（NYSE:ATEN 以下、A10）は、分散型サービス拒否（以下、DDoS）防御機能も搭載するアプリケーションデリバリーコントローラー（以下、ADC）、Thunderシリーズ（ACOS バージョン2以降）が、SAP®アプリケーションとのインテグレーション認定を取得したことを発表しました。認定取得にあたって、インテグレーションに関するテストと検証が行われたことにより、Thunderシリーズは、SAPソリューションとのインテグレーションで、より高い信頼性と可用性に加えて、DDoS攻撃のような高度化する脅威に対するセキュリティ機能も提供できるようになりました。

Thunderシリーズは、SAPインテグレーション認定センター（SAP ICC）で実施されたネットワークセキュリティ、信頼性および可用性に関わる最新のテストに基づいて認定を取得しています。これにより、SAPから提供されているオンプレミスとクラウドのソリューションに、より優れたアプリケーションの信頼性と可用性、およびセキュリティ機能を提供します。

A10のワールドワイドマーケティング担当ヴァイスプレジデントである Jason Matlofは次のように述べています。「Thunderシリーズが、SAPアプリケーションとのインテグレーション認定を取得できたことをうれしく思います。SAPソリューションの優位性を引き出すことができるThunderシリーズのソリューションは、お客様にとって必ず有益なものになると考えています」。

Thunder ADCシリーズをSAPベースのインフラストラクチャ―に展開する利点：

• 可用性の向上：アプリケーションサーバーの負荷分散によるアプリケーション障害の防止
• X.509証明書によるアプリケーションセキュリティの改善： SAPクラウドソリューションへの接続前にクライアント認証を行うことで、バックエンドのSAPアプリケーションに接続しようとするクライアントを確認
• SAPアプリケーションの防御：DDoS攻撃防御やWebアプリケーションファイアウォール（WAF）、リバースプロキシーにより、SAPアプリケーションを防御
• SAPソリューション環境の拡張：クライアントトラフィックを複数のアプリケーションサーバーに分散してSAPソリューション環境に拡張性を提供

■ A10 Thunderシリーズについて

A10のThunderシリーズは、最大150 Gbpsのハイパフォーマンスなアプリケーションネットワーキングソリューションを提供します。将来のニーズにこたえる拡張されたシステムリソースと、ハードウェア、仮想アプライアンス、およびハイブリッドといった幅広い選択肢を提供しています。Thunderシリーズは、様々な顧客ニーズに対応したアプリケーションサービスゲートウェイのポートフォリオを提供します。Thunder ADCは、ネットワークとデータセンターアプリケーションを高速化し、セキュリティを高める次世代のADC製品群です。Thunder TPSは、DDoS攻撃に対して、ハイパフォーマンスな検知機能と防御機能を提供します。Thunder CGNは、通信事業者に対して大規模なアドレス、プロトコル変換サービスを提供するキャリアグレードのネットワーキング製品です。

• アプリケーションサービスゲートウェイ Thunderシリーズ

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