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C4LがDDoS攻撃防御にA10 Networks Thunder TPSを採用

~革新的サービスプロバイダーが高度なマルチベクトル型DDoS攻撃から
ネットワーク全体を防御するソリューションを導入~

*本内容は、2015年3月10日(米国時間)に米国A10 Networksが発表した報道資料の抄訳版です

2015年3月10日(カリフォルニア州サンノゼ発)アプリケーションネットワーキング分野におけるテクノロジーリーダーであるA10 Networks™(NYSE:ATEN 以下、A10)は本日、英国に本社を持つデータセンターコロケーションおよびコネクティビティソリューションプロバイダーであるC4Lが、高度なDDoS (分散型サービス拒否) 攻撃からの被害を軽減しサービス可用性を向上させるために、A10 NetworksのThunder TPS (Threat Protection Systems) を選定したことを発表しました。さらに、C4LはA10 Thunder TPSプラットフォームを使った新しいサービスを開始し、ネットワークで接続された300か所にわたる地域の顧客を対象としたさらなるDDoS防御サービスを提供する予定です。

英国に本社を置くC4Lは、ヨーロッパでもっとも急成長しているコネクティビティ・クラウドサービスプロバイダーの一つです。C4Lはいくつかのベンダー製品を対象にDDoS攻撃や関連する攻撃シナリオを網羅した技術的評価を実施しましたが、A10 Networksのソリューションが最も要件を満たしていると最終的に判断しました。

C4L社のテクニカル ディレクターであるAlex Cruz Farmer氏は次のように述べています。「当社はCoreTXネットワークを急拡大させており、DDoS攻撃や広範なセキュリティシステムへの投資も行ってきましたが、脅威が増加する中でA10 Thunder TPSが最高のコストパフォーマンスを実現すると感じました。このソリューションによって当社独自のセキュリティ体制を強化し、今後私たちのお客様に付加価値サービスとしてDDoS対策を加えることが可能になります。」

C4Lは英国サウスコーストに本社を置くコロケーション、コネクティビティ、クラウド、およびコミュニケーションプロバイダーで、英国内100か所以上および全世界300か所以上のデータセンターへのアクセスを提供しています。同社は顧客からの要望に応じて追加ユニットを拡張していくという戦略に基づき、ロンドンのプライマリ コア ネットワークにおいてA10 Thunder 6435 TPSを導入しています。

C4LはThunder TPSの導入により、一連のトラフィックから異常を検出するための詳細なトラフィックの可視化を行い、複数の攻撃手法からネットワークを防御します。防御対象の攻撃手法には、ボリューム攻撃、プロトコル攻撃、高度なアプリケーション層攻撃などがあり、これらの攻撃の検出や軽減を行うことによって、サービスが使用不能になるのを防ぎます。C4Lに最初に導入されたTPSのペアは最大310GbpsのDDoS防御パフォーマンスを提供し、最大446MPPS (百万パケット毎秒) までの処理をサポートします。専用ハードウェアを活用するThunder TPSのSPE (security and policy engine)プラットフォームモデルにより、セキュリティおよびポリシーの適用を高速に実行することが可能です。またThunder TPSはセキュリティ処理専用ハードウェアであるFTA (flexible traffic accelerator) テクノロジを搭載し、50以上の汎用的なインフラ攻撃を即座に検出し、防御することが可能です。

Alex Cruz Farmer氏は次のように述べています。「Thunder TPSの導入はシームレスに実施できました。そしてすでに当社のインフラに対して強化されたセキュリティを提供してくれています。今後、当社のお客様へ拡張セキュリティサービスを提供し、さらにきめ細かなセキュリティや柔軟性のあるオプションの実現を計画しています。」

A10 Networks / A10ネットワークス株式会社について

A10 Networks(NYSE: ATEN)はアプリケーションネットワーキング分野におけるリーダーとして、高性能なアプリケーションネットワーキングソリューション群を提供しています。世界中で数千社にのぼる大企業やサービスプロバイダー、大規模Webプロバイダーといったお客様のデータセンターに導入され、アプリケーションとネットワークを高速化し安全性を確保しています。A10 Networksは2004年に設立されました。米国カリフォルニア州サンノゼに本拠地を置き、世界各国の拠点からお客様をサポートしています。

A10ネットワークス株式会社はA10 Networksの日本子会社であり、お客様の意見や要望を積極的に取り入れ、革新的なアプリケーションネットワーキングソリューションをご提供することを使命としています。

詳しくはホームページをご覧ください。

URL:https://www.a10networks.co.jp/

Facebook:http://www.facebook.com/A10networksjapan

C4Lについて

C4Lはコロケーション・コネクティビティソリューションプロバイダーで、英国内100か所以上および全世界300か所以上のデータセンターへのアクセスを提供しています。C4Lはコロケーション、コネクティビティ、クラウド、コミュニケーションなど幅広いサービスを提供しています。C4Lはサウスウエストコーストに自社のデータセンターを持ち、Juniper、Extreme、Ciscoなど主要テクノロジーベンダーの機器を利用した完全私営、大容量、1~100Gbps対応の光ファイバーネットワークを所有しています。この高性能なMPLSネットワークはCoreTXと呼ばれ、多様な光ファイバーバックボーンおよびDWDM技術を用いて英国全体の複数のデータセンターに接続されています。

C4Lの顧客には、政府機関、FTSE250社 (ロンドン証券取引所に上場する企業のうち時価総額上位250社)、国際金融機関、システムインテグレータ、トップ100のVAR (付加価値再販業者)、リセラー、および多数の英国のネットワークキャリアが含まれています。同社の全事業は顧客満足度とサービス品質に尽力しており、これを実証するためにISO9001およびISO27001の認定を取得しています。C4LはHSBCのSouth West Business Thinkingイニシアチブを2012年に受賞しており、Deloitte Technology Fast 50およびFast 500 EMEA、さらにSunday Times Microsoft Tech Track 100にランクされています。詳細については、http://www.C4L.co.uk/pr をご覧ください。

A10 Networks、A10ロゴ、A10 Thunder、Thunder、Thunder TPSは米国およびその他各国におけるA10 Networks, Inc. の商標または登録商標です。その他上記の全ての商品およびサービスの名称はそれら各社の商標です。

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