A10、業界で初めて集約型セキュリティソリューションを統合したThunder CFWを日本市場で提供開始
セキュリティとアプリケーションネットワーキングに求められる機能を搭載し、1Uのアプライアンスで220Gbpsを実現するハイパフォーマンスセキュリティプラットフォーム
アプリケーションネットワーキングのテクノロジーリーダーであるA10ネットワークス株式会社(本社:東京都港区、日本法人代表 兼 社長 米国本社ヴァイスプレジデント兼務:川口 亨、以下A10)は、アプリケーションサービスゲートウェイThunderシリーズの新しい製品ラインとして、複数の集約型セキュリティソリューションを業界で初めて統合した "ハイパフォーマンスセキュリティプラットフォーム"「Thunder CFW(Convergent Firewall)」 を、本日、3月28日より日本市場で提供開始することを発表します。Thunder CFW製品ラインは、フラッグシップモデルThunder 7440(S) CFWを含む、8種のアプライアンスで提供します。
Thunder CFWは、独自の「ACOS (Advanced Core Operating System) Harmonyプラットフォーム」上で構成されており、大企業やモバイル通信事業者、データセンター向けに、セキュリティとアプリケーションネットワーキングに必要な機能を単一アプライアンスに集約した、これまでにない新しい分野のセキュリティプラットフォームです。
Thunder CFWが統合する4つの集約型セキュリティソリューション
- 大企業向け「セキュアWebゲートウェイ」: 明示型プロキシ(Explicit Proxy)、URLフィルタリング、SSL通信可視化機能(SSLインサイト)が統合された高性能なセキュアWebゲートウェイ。URLクラシフィケーション機能により、130億件以上のURLを83のカテゴリーに分類し、悪意のあるWebサイトへのアクセスを監視、ブロックすることができます。また、優れたSSLトラフィックの可視化機能により、シングルパスでのSSL復号処理と可視化を複数のセキュリティデバイスに対して実行し、SSL通信を含むトラフィック全体の検査・攻撃防御を可能にします。
- モバイル通信事業者向け「Gi/SGiファイアウォール」: DDoS 防御機能とIPv4枯渇対策/IPv6移行機能 (CGN) が統合されたGi/SGiファイアウォール機能。1台で最大220Gbpsのスループットを実現し、IoTや5Gデータサービス時代の到来により増加し続けるセキュリティ上の脅威から、モバイル通信事業者のLTEインフラを保護します。
- データセンター向け「データセンターファイアウォール (DC FW)」: DDoS防御機能とアプリケーション配信(ADC)機能が統合されたハイパフォーマンスなデータセンター向けファイアウォール機能。レイヤー4のステートフルファイアウォールおよびレイヤー7のアプリケーションレベルゲートウェイ(ALG)を提供します。ネットワークやWebアプリケーション上の脅威やマルチベクトル型DDoS攻撃からデータセンターアプリケーションを保護します。
- サイト間IPSec VPN: サイト間のアプリケーショントラフィックを、IPSec VPNで保護することにより、グローバル企業がパブリックネットワークを使用してアプリケーショントラフィックをセキュアに転送可能です。IPSecやファイアウォール、ロードバランシングを1Uの筐体に統合し、100Gbps以上のトラフィックを暗号化することができます。高速な暗号化処理により、クラウドとのハイブリッド構成にも対応可能です。
Thunder CFWの利用イメージ図
Thunder CFW製品ラインアップについて
Thunder CFW製品ラインは、利用形態に合わせ、セキュリティポリシーの適用を高速化するSPEハードウェア搭載モデルを含む計8種のモデルで提供します。フラッグシップモデルであるThunder 7440(S) CFWは、1Uで220Gbps スループット、同時接続数2億5600万、毎秒650万接続(CPS)を誇るDC FW機能をはじめとした、高性能な集約型セキュリティ機能を提供するほか、実績あるアプリケーション配信(ADC)やIPv4枯渇対策/IPv6移行(CGN)機能などアプリケーションネットワーキング機能も包含しています。
※モデルの一覧並びに機能の詳細については、以下のデータシートをご覧ください。
/download/files/CFW_A10-DS-15112-JA_FNL2.pdf
参考画像:Thunder 7440(S) CFW
価格と集中管理システムでのサポートについて
Thunder CFWの価格はオープン価格となります。集中管理システムaGalaxyによるThunder CFWシリーズの管理は2016年6月までにサポートされます。
コメント
本社A10 NetworksのCEOであるLee Chenは以下のように述べています。 「大規模顧客は早くからA10 Thunder CFWに興味を持っていました。現在顧客が直面している、そして将来直面すると思われる最も困難なサイバーセキュリティの脅威をThunder CFWが防御し、食い止めてくれると確信しています。」
A10 Networks / A10ネットワークス株式会社について
A10 Networks(NYSE: ATEN)はアプリケーションネットワーキング分野におけるリーダーとして、高性能なアプリケーションネットワーキングソリューション群を提供しています。お客様のデータセンターにおいて、アプリケーションとネットワークを高速化し可用性と安全性を確保しています。A10 Networksは2004年に設立されました。米国カリフォルニア州サンノゼに本拠地を置き、世界各国の拠点からお客様をサポートしています。
A10ネットワークス株式会社はA10 Networksの日本子会社であり、お客様の意見や要望を積極的に取り入れ、革新的なアプリケーションネットワーキングソリューションをご提供することを使命としています。
詳しくはホームページをご覧ください。
URL:https://www.a10networks.co.jp/
Facebook:http://www.facebook.com/A10networksjapan
A10 Networks, A10 ロゴ, A10 Harmony, A10 Thunder, Thunder, ACOS, SSL Insightは米国およびその他各国におけるA10 Networks, Inc. の商標または登録商標です。その他上記の全ての商品およびサービスの名称はそれら各社の商標です。
関連情報
SSL可視化とクラウドプロキシを1ボックスで提供するアプライアンスです。
A10のGi/SGiファイアウォールによって、モバイルプロバイダーは外部の脅威から加入者を保護すると同時に、インフラストラクチャーも防御することができます。
お問合わせ
A10 ネットワークス
ビジネス開発本部 マーケティング部
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