
「AXシリーズは、コストとパフォーマンスという面でとてもバランスのとれた製品であると考えています。」「AXシリーズを導入したことによって、高い稼働率を確保し、柔軟にメンテナンスができる完全に仮想化されたアプリケーションサービスを構築することができました。しかも今までよりも高いパフォーマンスでそれを提供することができるようになったのです。」
福岡大学は、75年を超える歴史と伝統を有する西日本有数の総合大学です。福岡市の南西部に位置する広大なキャンパスに多くの施設と大学病院を擁し、学生、教職員を含め、約2万3千のユーザを抱える大規模なキャンパスネットワークを持っています。
同大学では、キャンパスネットワークのほぼ全てを入れ替える、大規模なプロジェクトが推進されていました。「FUTURE4」と名付けられたこの次世代ネットワークでは、従来システムにあったネットワーク速度の課題を解決するため、大規模なギガビットネットワークと数々の先進的なサービスが導入されており、ハイパフォーマンスなアプリケーションサービスの提供が必須となっていました。AXシリーズは、その高い可用性とコストパフォーマンスが認められ、学内で使用されるアプリケーションサーバの冗長化と負荷分散を行うロードバランサとして採用されました。
新システムでは、DNSやLDAPなどのあらゆるサービスがロードバランサの仮想IPを通して提供されているため、高い信頼性が求められており、同時に今回増速されたギガビットネットワークに対応できるだけの高いパフォーマンスが必要となっていました。従来のシステムでは、大型のシャーシ型製品を使用してあらゆるサービスを提供していたため、サービス毎にシステムを分けてシンプルに構成することができず設定が複雑になるなど、運用面で課題がありました。また、将来的にIPv6に移行したとしても、同様のサービスを提供できることが必須の条件となっていました。信頼性の面でも、従来は、同一のセンター内で冗長構成を組んでいたため、同一の電源供給を利用することととなり、電源トラブルなどが発生した場合は、冗長化していたとしても、システムが停止する可能性もありました。
AX シリーズは、高いコストパフォーマンスと信頼性の高い冗長化機能を提供することにより、この課題を解決しました。AXシリーズは、同システム内で複数の1Gビットインタフェース使用したハイパフォーマンスなL4/L7ロードバランシングを行っています。新システムでは、二つの異なるセンターにシステムを分散させて、その間をネットワークで接続し、冗長構成を組むことにより、より高い信頼性を実現しています。AXシリーズは、物理的に離れた拠点間でアクティブ-スタンバイ構成をとることにより、これに対応しています。
「ベンダーにも薦められてAXシリーズを今回初めて導入しましたが、コストパフォーマンスが良く、とても安定して動作しています。」と、福岡大学 総合情報処理センター 研究開発室 准教授 奥村 勝 氏は述べています。
「AXシリーズを採用したことによって、今回増速したネットワークでも十分なパフォーマンスでサービスを提供することができています。異なる拠点間での冗長構成もできましたので、信頼性も向上させることができました。AXシリーズであれば、IPv6にも既に対応していますので、将来的な移行もスムーズに行えると考えています。」
同大学では、既にIPv6アドレスを取得しており、移行に向けた検証も行っています。開発段階からIPv6を考慮して設計され、追加コストなしでネイティブのIPv6サービスを提供することができるAXシリーズは、この検証環境でも利用されています。福岡大学は引き続きIPv6の検証を行い、将来的な移行に備えています。
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